寝る時起きた時

寝る時あんなに安心して眠るのに起きた時絶望するのは何故なんだろう。起きた時の絶望感を知っているはずなのに寝る時には忘れられるのは、冬の寒さに懲り足りないからなんだろうか。どうでもいいが。

自分がどうするべきかを考えるべき期間から自分がどうしたいのかを考えるべき期間に突入した。できることとやりたいことは往々にして噛み合わないものだけど、少しでも両者が歩み寄ることができるように努力するのが生きるということなのか。今は分からないし知りたくもないけど、死ぬ直前に誰かに教えてもらいたいな。それで自分の考えてたことがてんでダメだったら悲しくなって恥ずかしくなって「もう死ぬんだしちょうどいいか」という気持ちで人生最大の声量で「俺の負けだ」と叫ぶんだけどな。自分の考えが合ってたらきっともっと生きたいって気持ちで無念って思うんだろうな。文字通り念が残って残念なんだろうな。じゃあ無念ってなんだ。念も残らないほどのやりきった気持ちのことなのか。まぁどうでもいいけど。「無念」と呟きながら消えてなくなるシチュエーションに一生遭遇する気がしないし。

でも今まで「無念」と呟きながら消えていった人間もそういうシチュエーションを想定していた訳じゃないだろうからもっと適当に使っていい言葉なのか「無念」って。手軽な言葉なんだきっと。