考察ごっこみたいな事をしました



最近こんなツイート見て面白そうだなって思って読んでみたんですけど考えれば考えるほど色々思いついて何となく「深いなぁ」って思いました。「作者はそこまで考えてないと思うよ。」って言われたらそれまでなんだけど、作者は考えてなかったとしても僕はそう思いましたってことで。ていうか作者の頭の中にあるものをひねり出してるものを見て「そこまで考えてないと思うよ」って言うこと自体ナンセンスでは?頭の中で作られたものであっても確かに頭の中には存在したんだから意図していなくともそれなりに意味があるもんだと思って見るのが当然では、っていうスタンスで見てます。

 

まずこの話の中でキーワードになってくるのって間違いなく「死は揺らぎのなかにある」っていうドラえもんの言葉じゃないですか?

なぜかというと、この話の中に出てくる洋館そのものが「揺らぎが一切存在しない空間」として解釈することが出来ると思うんですよね。

建てて間もないのでは無いこと思うほど真新しいっていう描写もそうだし、1度死んだはずの犬が生き返ったっていう所や鼠に追われて1ヶ月も何も食べずに館の中で立てこもることが出来たところを合わせて考えてみるとわかると思います。

そしてこの洋館の1番広い部屋の奥にある3つのドアの先がないことから、「後もないし先もない所」つまり「揺らぎ(=時間または人生)から切り離された独立した空間」っていうふうに思いませんか。

そして白鼠と黒鼠の存在についてですが、僕は彼らの存在を「揺らぎそのもの」だと考えます。

彼らは「揺らぎ」から逃れようとする館に穴を開け先がないドアの先を作ろうとしたのでは?

そして最終的には「揺らぎ」から逃れようとしたところ逃れきれずに日常という「揺らぎ」のなかに返されてしまうってことじゃないかな、なんて考えてみたり。日常の中に帰ったあとも鼠たちが映り続けてるところとかみると「人生とか時間からは逃げられないぞ」みたいな事が言いたいのかなって、そういうふうに僕は解釈しました。

 

ていうか他にもなんか気になるところいっぱいあるけど恥ずかしくなってきたので辞めます。ドラえもんが死を説明していたところと最終的に日常に戻れるように「記憶を大きく改竄された」ところとか考えたらこの他にもわかりそうなことあるけど勉強しなきゃいけないことを忘れて書いていたのでもう何も考えられなくなりました。書きたいことは沢山あるけどこれ以上書いてたら勉強してない自分に嫌気が差しそうなので。5分くらいで考えて書いた文だからあんまに真に受けないように。指摘とか貰っても考え直す気は無いし、むしろこの「無いドラえもんの話」再び見ることも無いでしょう。

ていうかよくこんな誰でも思いつきそうな考察を自慢げに書けたな。

 

ああ夏休み終わっちまった。さよなら。